ニューアルオープン–建具などの修理について
7月22日(木)リニューアルオープンします。
建具などの修理について
今回新設した休憩室は
8年前の喫茶オープン時に畳を
新しく入れ替えたのみで、その他まで
手が回らず手付かずのままでした。
今回の改装で修理・改修した一部を
ご紹介致します。
まずは、
床の間横の飾り棚部分ほか
部屋内の土壁全てを塗り直しております。
そして
飾り棚と床の間の間にある細工障子
こちらは細工の木パーツを作って頂き
ひとつひとつ組み直していきました。
古材と新材のコントラストが
以外と気に入ったのと、
今回の修繕の証にもなるかなと
木パーツの色合わせはしませんでした。
次に
書院障子は損傷が全体的に酷く
木枠も歪んでいたので
全て新たに作り直しました。
建て付けも直したので
開閉もスムーズになりました。
最後の写真は
襖を貼り直した際に出てきた
芯紙なんですが、昔の書類や新聞が
使われており、
大正七年七月九日の
新聞が出てきました!
今まで、言い伝えで聞いていた
大正6年に創業したという話が
本当だったんだと改めて感じました。
貼り直しをお願いした襖屋さん曰く
木枠が通常よりかなり太く
今こうゆうのは無いとおっしゃっていたので
大切に使い次の時代に繋いでいければと
思います。
休憩室には
瀞ホテル、瀞峡の歴史や文化に関する
文献や書籍もご用意しておりますので
地域の成り立ち・風習などを掘り下げ
歴史背景なども知って頂ければ嬉しいです。